【妊活】自分だけが頑張っていると思うとき

手をつなぐ夫婦

不妊治療は大変です。通院体質改善も、どうしても女性ばかりに負担がいきます。それでも夫にできることはたくさんあるのに、それさえしてくれない時には堪忍袋の緒が切れそうになりますね。そんな時にどうすれば怒り悲しみの気持ちを抑えて、周りとの関係を壊さずにうまくやっていけるのでしょうか。

目次

身体的だけじゃない。女性にのしかかる精神的な負担

不妊治療と仕事・家事を両立させるのは大変です。スケジュール調整にはいつも頭を悩ませます。通院の計画が調整できるものならまだいいのですが、そうではないのが不妊治療。働いている人は、職場に頭を下げて、気を遣って、思うように仕事ができなくて本当に困ります。さらに家事を妻一人でやっている場合は、毎日ぐったりです。専業主婦だと楽にこなせるだろうと思われがちですが、考えてしまう時間が長いため精神的な負担は一番大きいかもしれません。

治療においては、超音波検査がいくら慣れても嫌だと感じる人は多いでしょう。私は毎回、心に傷を負うような感覚でした。注射は毎回痛いです。自己注射は怖いです。飲み薬やテープ、座薬は簡単そうであっても、忘れないように覚えておいて間違えないように服薬するのは地味にストレスなんです。

これらのストレスを和らげてくれるのは、自分と同じ当事者である夫の役目であり、理解してくれて当然と思うのですが、夫の態度に不足を感じる妻は多いようです。おまけにタバコをやめなかったり、タイミングや体質改善に非協力的だったりすると、離婚の二文字もよぎってしまいます。

頭を抱える女性

人を変えるのは難しい

夫を変えるのは難しい。これを読んでいるあなたはきっとそう思っていると思います。言わないと伝わらないからと思い、初めは穏やかに伝えてみるけれど、夫の心には響かずほとんど何も変わらない。言葉で伝えたあなたはよく頑張りました。でも行動を変えるかどうかは夫の問題です。変わらない夫に心底がっかりしてしまう気持ち、お察しします。でも残念ながら、変わらないものは変わらないのです。家族といえど、他人ですからね…。

頑張っている=頑張らせてもらえている

変わってくれない人から受けるストレスを和らげるために、考え方の転換をしてみましょう。今、自分が頑張れているのは、周りのいろんな支えがあるおかげだということに注目するのです。本当に自分一人だったら、今頑張ることさえできないのです。支えとは、夫だったり、職場の人たちだったり、親などの家族だったり、友達だったりします。「どこが?足を引っ張られてばっかりだよ」「あまり人に恵まれていないんだよね…」と思う人もいるかもしれませんが、間接的なところや偶然までもを考えれば、何かしら貢献してくれているところはあるはずです。

頑張っているのは自分だけど、それは周りに頑張らせてもらえてるからだと気づくと、少しは心が穏やかになります。

まとめ

妊娠出産は、自分一人ではできないことだからこそ、悶々とすることが多いです。人に怒りをおぼえ、人を変えようとするのはますますストレスです。妊活にストレスは大敵ですので、ストレスから逃げるためにも、感謝できるところに目を向け、不満に目をつむるのも手です。それによって状況が好転したらしめたものです。それを狙ってみましょう。

赤ちゃんを待つ夫婦
よかったらシェアしてね!

コメント

コメントする

CAPTCHA


目次